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ツナグで御園が発した言葉の真意を分析してみた

ちょっと前に映画の方の「ツナグ」を見て気になった箇所があってこれは小説を買わねばと思いAmazonでポチッたもののそのまま机の上に放置されてはや1ヶ月近く経っていたのをやっと読みました。 以下かなり核心的なネタバレを含むので未読・未見の方はご注意…

播磨灘物語

ふと思い立って、昨年末あたりからのんびり播磨灘物語を読んでいて、やっとこさ読み終わりました。 司馬遼太郎が主人公として取り上げた人物の中ではどちらかと言えばマイナーの部類に入ってしまうであろう、黒田官兵衛という人物の一生を4巻に分けて描かれ…

Steve Jobs by Walter Isaacson

ジョブス本!

バイラル・ループ!

若干出遅れ感溢れてますが、人に進められたので買って読んでみました。バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある作者:アダム・ペネンバーグ講談社Amazonバイラルを有効活用して一気にのしあがったWebサービスを紹介しそれらが成功した要因をまと…

年末年始に向けて買った本とか

年末ということで本を大量に。スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン作者:カーマイン・ガロNikken BP ShaAmazonグーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた作者:辻野晃一郎新潮社Amazonシェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略作者:レイチェル・…

美丘

ドラマのCMを見てちょっと気になったので。ドラマの方は見てないです。 Amazonのレビューにあるように、セカチューの如く「彼女が死んだ後に思い出を語る系」の話なわけですが、ヒロイン美丘の性格や生き方には今までのこういった小説とはちょっと違った所も…

ケチャップの謎

The New Yorkerに連載されていたマルコム・グラッドウェルのコラムの中から傑作6編を選んだ『ケチャップの謎』を読んでみました。 『マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1』ということで今後シリーズ化されるんでしょうかね。『アイデアと先見性…

最近購入した本

一番上のiPhoneアプリ成功の法則はとりあえず読み終えたので近いうちに感想なんぞ書きますよ。 下の2冊はマーケ寄りのお話。IPHONEアプリ成功の法則作者:日経BP社出版局日経BPAmazonWOMマーケティング入門作者:アンディ・セルノヴィッツ,Andy Sernovitz,セス…

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則

何かと注目を集めている37Signalsの本が出たということで買ってきました。 つい先日出たばかりなはずなのに、意外に本屋での扱いは小さかったような。 まぁ日本での知名度は高いとは言えないので当たり前といえばそうなんですが。 以下Amazon.co.jpの内容紹…

小説・秒速5センチメートル

ふと、色々思う所があって、秒速5センチメートルの小説を買ってみました。 Amazonで1365円。実は小説を読むのはほんとうに久しぶりで、たぶんスカイ・クロラ以来。 *1 映画版はとても素晴らしくて、とても切なくて、良くできていたのだけれど、 なにぶん時間…

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

Amazon.co.jpで話題になっていたので、買ってみた。 「世界的ベストセラー『ロングテール』の著者が描く21世紀の経済モデル」 「〈フリーミアム〉という新しいビジネスモデルを提唱し、ビット世界の無料経済に正面から取り組んだニューヨーク・タイムズ・ベ…

人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語

久々のスタバ本。しかも、今まで多く出ていたアメリカのスタバの経営者や社員から出た本ではなく、日本法人の元社員さんが書いた本。 やはり日本法人の元社員さんが書いただけあって、内容も日本にフォーカスが当てられていて、なるほどなるほどと思える箇所…

ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人

SEの為の新書、ということらしいので読んでみました。以下Amazon.co.jpからの引用。 ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人 著者は何千人もの技術者を指導してきた経験から、オブジェクト指向技術をすぐ身に付けられる人と、そうでない人がいて、前者は他…

実録SEの履歴書

ちょっと今更な本ではあるのだけれど、会社の研修での課題図書だったのでさくっと読んでみました。 以下Amazon.co.jpの本の説明から引用 3K職場と揶や揄ゆされるIT業界。その中には、スケジュールに追われて疲弊するSEがいる一方で、楽しみながらシステムを…

謎の会社、世界を変える。 エニグモの挑戦

発売されたのが去年の3月ということなので、既に1年近く経っていて、いつもの如く若干乗り遅れつつも、今更読んでみました。そんなに厚くないのでゆっくり読んでも1時間くらいで読み切れます。 他のこういった本と同じく、この本を読んだからといってどうや…

スカイ・クロラ 森博嗣

8月2日に押井守 x Production I.Gという人によっては最強のタッグにも思える組み合わせで映画化されるということで観る前の予習を兼ねて買ってきました。(crawlers | さまざまな情報を集めたサイト)あまり期待はしてなかったのだけれど読んでみてびっくり。…

カンブリア宮殿 村上龍x経済人 2

例の如くさくさくさくっと目を通した感じ。あんまり深くは読んでなかったり。まぁこの手の本はそこまで深く読むような本でもないような気もするけど。 テレビ東京で毎週月曜午後10時から放送されているカンブリア宮殿の対談内容をコンパクトに纏めたのがこの…

747 ジャンボを作った男

と、いうわけで先日ちょろっと書いた747 ジャンボを作った男を読み終えたので少しだけ感想をメモ書き。 飛行機好きならもちろん、普段飛行機に乗らないような人でも名前とその姿は知られているくらい有名であるBoeing 747の親とも言えるべき存在であるこの本…

最近買った本 747 ジャンボをつくった男と新海誠美術作品集 空の記憶

最近やたらお出かけする機会が多いので、東京の本屋さんを巡り巡ってるわけなんですが、つい買っちゃった2冊をメモ書き。747 ジャンボをつくった男作者:ジョー・サッター,ジェイ・スペンサー日経BPAmazon404 Blog Not Found : 1969年の二大発明の一つ - 書評…

小飼弾のアルファギークに逢ってきたとカンブリア宮殿 村上龍x経済人IIが届いた

東京滞在中にAmazon.co.jpに頼んでおいた2冊が実家に届きました。密かにAmazon.comはかなりの常連客だったりしますが、Amazon.co.jpの方は久々に使った気が。小飼弾のアルファギークに逢ってきた (WEB+DB PRESS plusシリーズ)作者:小飼 弾技術評論社Amazonこ…

I'd just be the catcher in the rye and all

J.D.サリンジャー著で村上春樹訳の"The Catcher in the Rye"(ASIN: 4560047642)から主人公ホールデンの名言集を引用してみる。 "こうして話を始めるとなると、君はまず最初に、僕がどこで生まれたとか、どんなみっともない子ども時代を送ったとか、僕が生ま…

グレート・ギャツビー

とりあえず、一通り読んでみたところでは、何か悲しい物語っていうのはわかるけれど、村上春樹が自分で訳を付けたくなるほど素晴らしい物語と絶賛する理由まではちょっとよくわからなかった感じ。ただの青年だったギャツビーが一人の女性を振り向かせる為に…

紀伊国屋から届いた

注文してた本がロスからはるばる届きました。いつも思うのだけれどNY支店って欲しい本がいつも在庫切れになっててロス支店の方には結構在庫があるっていうことが多い気が。NY支店って小さいのかなぁ。。。 それと出来れば無駄にWest Coast areaとEast West C…

「へんな会社」のつくり方

日本に帰国してから、急激に和書に触れる機会が増えた影響なのか、読書量がかなり増えてます。 で、この前Amazon.co.jpで頼んでおいた近藤淳也著作の「へんな会社」のつくり方が自宅届いたので早速読んでみましたよ。 最初は近所にあるわりと大きめの本屋さ…

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

さおだけ屋は何故潰れないか的な会計の本。会計とは何か、それをどう見たらいいのかといった基本的なことを中心に書かれてるので会計についてそれなりに知ってる人だと「そんなん当たり前じゃない?」的な内容ですが、会計って何よ?とか言ってる人が会計を…

歳月 司馬遼太郎

先日書いたように、歳月を読み終わったので簡単に感想を。この歳月という小説は、明治初期の司法卿であり参議の江藤新平の生涯を書いてますよ。まぁ、司馬遼太郎の小説を読むときはいつも思うことなのだけれど、歴史にはここまで個性的な英雄がいたのか、と…

司馬遼太郎 歳月

やっと読み終わりました。夜時間があるときにちょっとずつ読んでたので読み終わるのに一ヶ月くらいかかってしまった。。。

青の炎とキャッチャーインザライ

先日kinokuniya.comで買った青の炎とキャッチャーインザライが届いた。2冊とも過去に一度読んだのだけれど、なんか読みたくなったから・・・。キャッチャーインザライは昔レビューを書いてますね。 http://d.hatena.ne.jp/penpen-0704/20050309#p1 http://d.…

13歳のハローワーク

一時期(2003年)話題になった村上龍の13歳のハローワークを某所より借りることが出来たので読んでみました。発売当初に親が買ってきたのを読んだので今回は2回目。前回に比べ大分理解度が上がったような。 この本はまぁハローワークと名乗ってるように各業種…

五分後の世界

あまりにも暇な日々が続くので読んでみた。今まで村上龍の小説は読んだことなかったので*1、これがはじめて。 自身が自己最高の長編小説とほめるだけあって、かなり完成された話であると思う。主人公の小田桐はいつの間にか今まで住んでいた世界とは違う、時…