日本の年平均気温、2100年には2―3度上昇

[ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000004-yom-soci ]

どうやら2100年には2-3℃ほど平均気温が上昇するとのことです。
気象庁の予測なのでかなり科学的根拠に基づいたレポートだと思われますが、過去100年間で0.74℃上昇してるからこの勢いでいけば2100年には2-3℃くらい上がるんじゃないかなというのはちょっと違うような。
確かに過去100年間で0.74℃上がった。でも過去100年間を振り返ってみると、環境問題ってなに?っていう考えの元で歴史は動いていたわけで、そろそろ環境問題について真剣に考え・取り組んでいこうよとしている近年とは状況が異なるわけで、それを基準に考えるのはどうかと。
そもそも、100年後に2-3℃ほど上昇するという予測は少なからず今の状態が100年間続いたらそんくらい上がるだろうという予測であって、技術的進歩などは考慮にいれてないはず。だって100年後ですよ、2005年の100年後といえば21世紀なわけでもうドラえもんが誕生しちゃっていい年なわけです。そんな先のことの技術的進歩なんて予測できるはずもない。せいぜいドラえもんみたいなAIロボットがいるかも、とかそんくらい。

今の考え方の方向からして少なくとも先進国では環境問題について真剣に取り組んで行こうということなので*1、技術も進歩するわけだし、今の状況が10年続くかどうかも怪しい。そうなると実際に2-3℃上がるかどうかはかなり怪しいですね。

と、技術の進歩について考えてみたところ、とりあえず思いつくかぎりでは素人考えで自動車をどうにかすればよいのではないかと思ったり。
マツダなんかがやってる水素自動車とかにもっとお金をかける。国から多大なる支援があれば、その技術は洗練されて実用化にいたる。
しばしば高騰する原油などにもう頼る時代は終わって今度は水素とか無限の元素を使ったエネルギーを開発していく必要は十分にあると思われます。
そして、その水素自動車が実用化されたら世に広く浸透させる。例えば水素自動車にかかる税金を極端に安くするとか。その分税収が減るけどそれはそれで消費税を7%にするとかで対応すればよいし。
今走ってる車が全部水素自動車になっただけでも、100年後に2-3℃上がるような事は避けられると思われます。

*1:一部例外もありますが