Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest

を見てきましたよ。全米で公開されて1週間ちょっと、まだまだ人は多かったです。


海賊物は当たらないというジンクスを覆しただけでなく、2作目のDead Man's Chestは公開早々スーパーマンにもシスにも勝ってしまったお化け映画ですが、期待通り前作の良いところを上手い具合に受け継いでそれなりに(パート2としては)いい映画になってたと思いますよ。


日本での公開はまだなので内容については詳しく書きませんが、前作は1話完結の為、話の内容が分かりやすかったけれど今回のはちょっと分かりにくかったような気が。おそらく次の3話を見ればすべて解決するのだろうと思いますが*1。あと狙いすぎた笑いも多かったような気がします。それはそれで面白いからいいんだけど。



主要3人(ウィル・ジャック・エリザベス)の魅力もいい感じに引き立ってました。(ただウィルがちょっと影が薄かったかも)
残念だったのは、今回の敵役船長デービー・ジョーンズはちょっと見てて気持ち悪い。ウィルの父親のベルもですが。そのせいで今回の映画は全体的にジメジメしてる感があるかも。前の敵役であったバルボッサは威圧感もあっていかにも悪役船長で見てて惚れ惚れしたのに対して今回の船長はただただ気持ち悪いだけ。もうちょっと人間に近づけてもよかったのではないかと思ったりも。


映像については前作に比べて際立った進化は特になし。ただ変なタコはちょっと表現が下手だったような気も。今の技術ならもうちょっと迫力を出せるはず。


そんな感じで前作があまりにも良かったために今作ちょっと残念な所もあったけれど、それを差し引いてもかなりいい映画だと思うので、前作を見た人はぜひ見てみるといいかも。

*1:ちなみに3話への繋がり方は個人的に結構好きな展開でした。最後に彼が出てくるとはおもわなんだ。