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スターバックス、「薄くて水っぽい」ブランドに?

http://news.goo.ne.jp/article/ft/business/ft-20070226-01.html

最近スタバ関連のニュースをよく見るような気がするけど気のせいかなと思いつつ、気になったニュースがあったのでちょっとだけ言及。

コーヒーチェーン世界最大手スターバックスのハワード・シュルツ会長は、スターバックスのブランドがスターバックスのせいで「薄くて水っぽいもの」になってしまったと警告した。スターバックスの魂やスターバックスらしさのない、「無味乾燥で金太郎あめ的な」店舗を作りすぎているせいだという。

記事のタイトルだけ見るとスタバコーヒーが薄くて水っぽい=まずいコーヒーになってるのか思ったら、そうじゃなくて店舗が無味乾燥になっているという意味なんですね。
日本のスタバはともかく、アメリカのスタバはスターバックスに行って$2や$3のコーヒーを買うことによって普段体験できないような経験を味わえる、例えば店の雰囲気だったり、流れる音楽だったり、コーヒーの匂いだったり、人との特別な会話だったり、というのが重要でありそういう特別な経験がスタバに訪れるすべてのお客さんに提供できなくなってきているスターバックスというのは、ハワード会長の目指すスターバックスとは違うし、全米のスタバファンの求めるスターバックスとも違うのかもしれないですね。
個人的にも無味乾燥でどこのお店も同じ雰囲気の金太郎飴的なスタバにはあんまり行きたくないかも。テイクアウトだけして帰っちゃう。


更にスタバのパートナーにとって驚きだったろうことが、

2月初めには米コンシューマーリポート誌が、味と値打ちについて、スターバックスよりもマクドナルドを高く評価したばかりだ。

という事実。安さと速さをなりよりも重視し味については2番目になってるマクドナルドに、コーヒーのスペシャリストを自称するスタバが負けてるという評価はパートナーにとって相当な驚きだったかと。(逆にパートナー達がこの評価を事前に予測できていてなおかつそのままにしていたとしたら、スタバに明日は無いはず)


スタバがシアトルを抜け出して20年、店舗を増やしに増やしてスタバ指数なるものまで出来た今日、その増えすぎて無味乾燥の金太郎飴になってしまったスタバの店舗がパートナー達によって再びソウルを吹き込んでいくことが、今後のスタバの指名なのかもしれませんね。
そしてこれはスタバが始まって30年、スターバックスというただのコーヒー専門店がハワード会長の手によってカフェとして生まれ変わった時以来の転換期かもしれません。