原爆ドームと平和記念公園に行ってきた

今年もまた8月6日が近づいてきたということで、地元広島の原爆ドーム平和記念公園に行ってきました。


まずは原爆ドームから。







1996年に負の遺産として世界遺産に登録。
原爆ドーム - Wikipediaあたりに詳しく書いてあります。



ちなみに近くには今年で閉鎖が決まっている広島市民球場も。



原爆ドームのすぐ傍には原子爆弾投下時に目標とされた相生橋があります。写真では分かりにくいですが、全国的にも珍しい丁字型の橋で上空からでも簡単に発見することができる為に目標となったとか。


橋の上には路面電車も元気に走ってます。



平和の鐘。



平和記念公園の中にあるレストハウス被爆建物の一つ。
レストハウス (広島市) - Wikipedia



原爆の子の像被爆した佐々木禎子さんが白血病に苦しみながら薬紙で千羽鶴を折り続けたという話を元にした像。

毎年全国から折り鶴が送られてきてここに保管されています。
原爆の子の像 - Wikipedia






平和記念公園の慰霊碑。慰霊碑の方角から見ると、平和の灯、そして原爆ドームが望めるように設計されています。
原爆死没者慰霊碑 - Wikipedia


広島平和記念資料館。入館料は大人一人50円とかなりリーズナブルな価格なので時間のある人はぜひ見学することをお勧めします。
ちなみに今回入った時は夏休み中ということもあってかなりの人で込み合ってました。ゆっくり見たい人は午前中の方がいいかも。



資料館内にある当時の平和記念公園とその周辺(所謂中島地区(中島町 (広島市) - Wikipedia) )を再現したジオラマ。上が被爆前、下が被爆直後の様子になっています。写真奥にあるのが↑でも出てきた相生橋。その右横に原爆ドームもあります。
他にも資料館内には原子爆弾に関する事や、当時の広島の様子などを実際の遺品や写真などで紹介しています。かなりショッキングなものも多数含まれているのでその辺が苦手な人は注意。


資料館の前にある噴水。



資料館の西側にある広島国際会議場。小さく見えますが、地下にはかなり大きめのホールや会議場があり、知らずに入るとびっくりします。




続いて平和記念公園内にある国立広島原爆死没者追悼平和祈念館。意外に存在が知られていないのか、中にいる人はあまりいませんでした。入場無料なので資料館の後にでも行ってみるといいかもしれません。
中には被爆直後に爆心地から撮られたパノラマ写真を14万のタイルを使って表現した部屋などがあります。他には原爆体験記の資料など。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 - Wikipedia



被爆アオギリ。今後数十年草木も生えないだろうと言われた広島で被爆してからも元気に育ってきたアオギリ



平和記念公園内。涼しい時は鳩とかいます。



爆心地を表すモニュメント。原爆投下時の目標は↑にあった相生橋ですが、実際には数百メートル東にある旧島病院の上空で炸裂したとされています。
島病院 - Wikipedia



原爆ドームへは広島駅から広島電鉄路面電車広電宮島口行きなどに乗り、原爆ドーム前で降りれば行くことができます。駅から降りたら道路の市民球場と反対側の歩道へ行けば大丈夫です。原爆ドームから平和記念公園へは徒歩圏内なので、まずは原爆ドームを見てその後公園の方を散策すると良いと思います。市内中心部にあるのでもし広島に来る機会があればぜひ足を運んでみることをお勧めします。平和や原爆について全く興味が無くても、何か訴えかけてくるものがあるので。


広島の原子爆弾投下については↓にかなり詳しくまとめられています。
広島市への原子爆弾投下 - Wikipedia


8月6日8時15分、もし覚えていてくれるのであれば黙とうして頂けると幸いです。