サマーウォーズ見てきました

昨日公開されたサマーウォーズを見てきました。
劇場は新宿のバルト9。さすがに公開2日目で日曜日ということでかなり込み合ってました。
前作時をかける少女がそのクォリティの高さから徐々に広まっていったのに比べて、今回は一気に来てます。エヴァ並みに。
そしてクォリティも確実に進化してます。

主人公はちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。
高校2年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内(じんのうち)家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。
栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。

ひょんな事から巻き起こった世界の危機に、健二と大家族は戦いを挑む…
栄のためにと強引に頼み込まれ、数日間の滞在をすることになった健二。賑やかな親戚の面々に気圧されながら、必死に「フィアンセ」の大役を果たそうと奮闘するのだった。
そしてその夜、彼の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、世界を混乱に陥れていたのだ。
「私たち一家でカタをつけるよ!」
栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!


時をかけるもテンポよく話が進んでいて結構良かったのですが、今回のはそれをさらに上を行くテンポの良さ。
そもそも主人公が憧れの先輩の田舎に行くっていうだけの話から一気に世界を救う的な話まで進んでいくところが凄い。
このはっちゃけ具合というか無茶っぷりが映画の勢いの源になっているのかも。

そしてOZ空間というダイナミックで無限の可能性があって近代的な部分と
旧家や田舎といった人情があり自然豊かで穏やかで保守的な部分がいい感じにマッチしていてどちらも楽しめるようになってました。
あと、登場人物がやたら多いわけなんですが、それぞれがそれぞれの得意分野で見せどころがあったのが良かったかも。主人公だけがかっこいいんじゃなくて、陣内家みんなが元気ではっちゃけてかっこいいみたいな。


勢いのよさと映像のダイナミックさは前作を遥かに超えてます。特に映像のダイナミックさは前作ではあまり出せる部分が無かったので、今作で思う存分出してみた的な。


もう一回みたいなー。



あ、どうでもいいですが、警官のにーちゃんがRX-7を乗ってた所がいかにもっていう感じでちょっと良かったかも。


映画「サマーウォーズ」公式サイト