AVATAR見てきた

今更ではあるけれど、AVATAR見てきました。3Dのほう。
新宿のバルト9で見たので、XpanD形式のやつだと思われ。

あのジェームス・キャメロンが15年もかけて構想し、徹底的にこだわり抜いて作った映画だけあって、確かにタイタニックを超えて歴史に残る映画の一つとなったことは確か。
映画の世界でBefore STARWARSとAfter STARWARSで転機があったように、Before AVATARとAfter AVATARではまた一つ転機となったはず。
というより、おそらくこれからどんどん公開されていくであろう3D映画の原点となる作品となると思います。


ただ、やっぱり3D映画は疲れる、というのが正直な感想。
最初のアリスの予告編こそなんか凄い!と思ったけれど、始まって1時間くらいたつと凄さより疲労感の方が大きくなってきたり。
たぶんもうちょっと放映方式が進化すれば良いのだろうけれど、今の状態だとちょっと厳しい印象。眼鏡のせいで若干暗いしね。


映像に関してはさすがとしか言いようがない感じ。
スターウォーズファイナルファンタジーとその他アクション映画を幾つか足してパワーアップさせた感じで、どこを見ても圧倒されます。


で、話ですが、既に他の人も書いてますが、あの『もののけ姫』をアメリカ人受けするように脚本を書いたらこうなりました、的な感じ。
もののけ姫では、元々住んでいたシシガミの森のもののけ姫やイノシシ達がエボシを始めとするタタラの人たちの侵略に対抗して最終的には戦いになり、主人公のアシタカが両者の間で仲介役を務めつつ何とか戦いを止めようと苦悩するわけですが、このアバターもパンドラに住んでいたナヴィ達が、欲にかられた地球人達の侵略に立ち向かい、地球人側だった主人公がナヴィ達とふれあうことによってナヴィ側になり最終的には勝利するという話。
もののけ姫の方は正直、どちらが正義でどちらが悪というわけでもなく、アシタカが両者の間で苦悩するのもわかるわけなんですが、アバターの方ははっきりと地球人が悪でナヴィが正義と描かれているのは対照的。だからまぁアメリカ人受けするのかもしれないですが。


話はベタですが、映像は素晴らしく、明らかに映画史に残る一本である事は確か。
未見の方はぜひ映画館で、できれば3Dで(もんのすごい疲れますが。。。)、見ても損はないと思いますよ。