Good Luck((ISBN:4591081451))

前々から感想を書くとか言っといて全く書いてなかったので、いい加減書きます。
内容やら文体やらは全然違うけれど、どこか『チーズはどこに消えた』という本に似た印象を受けた。こういう感じの書き方だと分かりが良いから万民受けするのかな。(別にこれらの本を馬鹿にしているわけではない)

この本に書いてあることを簡潔に言えば、
『幸せとはどっかその辺に落ちているものではなくて、自分で下ごしらえをして創り出す(または呼び寄せる)ものである』
ということ。
本当にそうかという疑問がわかなくもないけれど、今の自分はこの考えを素直に受け入れたいと思う。
落ちているかどうかわからないのに(どちらかといえば落ちていない可能性の方が高い)その辺に落ちているものが見つかるのを待つというのはあまりに非建設的で消極的な行為。
さらに言えば、見つからないなら自分で創り出せば良いではないか、という考え方は時に必要になってくるのではないだろうか。