英語の思い出とか

時には昔の話しようか、と紅の豚のジーナでは無いけれど、こう夏休みで暇な日々が続くと昔のことも少しは思い出すのでちょこっとだけ書いてみようかと。パソコンのことでも書こうかと思ったけれど、せっかく留学してるのだからまぁ英語のことで。パソコンはまた後日書きますよ、たぶん。

初めて英語に触れたのはあれは3才のころ、家族とアメリカに渡米して・・・とかそういう逸話でもあれば書く方も面白いのかもしれないけれど、英語という言語自体に本当に触れだしたのは(当時の)世間一般の子ども達と同じく中学一年生の英語の授業から。で、中学の英語の授業の笑い話とか書いても面白いのかもしれないけれどあえて学校の授業の話はスルーしてみる。だって中学の時の成績はずっと3だったし、担任にはいつもバラエティに富んだ成績ですね(つまり成績の良い教科と悪い教科の差が激しすぎるぞ、こらっっていう意味)といわれ続け、高校に至っては英語の先生に「もしかして○○君は英語が苦手かな?」とテスト返却の時に皮肉交じりに言われ続け、ついに6年間3以外の数字を取ることのなかった英語という科目について書いてもあれなので、中学・高校の間通った英会話教室の話でも書いてみようかと。


で、その英会話教室を宣伝するのが今回の目的では無いので名前は出さないけれど、地元の市内に幾つか教室がある英会話教室ですよ。あっNOVAとかイーオンとかそういう駅前留学ではなくてもっともっとちっちゃい教室。通ってた教室の向かい側にNOVAがありましたが。その英会話教室では結局中学高校と6年間通ったのだけれど、その教室で得られた英語スキルは、街中で出会った明らかにキリスト教勧誘者風のアメリカ人2人に運悪く捕まってしまって*1、最初日本語で話しかけてきたけれど明らかに慣れてなさそうだったので英語で返事したら何か知らんけど英語で世間話が始まって「アナタエイゴオジョウズデスネ」とかどこで覚えたのか知らないお世辞を言われるくらいのレベル。つまり6年通って少々世間話が出来るくらいのレベルしか上がらんかったわけで。(ちなみにそのアメリカ人がキリスト教への勧誘を始めだした時点で"I have to go"とか言って逃げた) まぁたぶんNOVAとか行っても所詮日本の駅前留学だからそんくらいのレベルにしか上がらないだろうけど。

で、その英会話教室は純粋な英会話教室っていうわけじゃなくて、中学・高校生向けに英語のクラス*2もあって、普通の英会話のクラスと合わせてそのクラスも取ってた。そのクラスは普通の日本人が教えていて、一応学校で習う英語を塾のように教えてくれるクラスだったのだけれど、そのレベルがおかしかった。少なくとも自分には。なぜならそのクラスレベルは私立に通っている学生向けで、生まれてこの方私立何ぞ通ったこともなくて、ごく普通の公立学校に通っていた自分には公立と私立はここまで習うことに差があるのかと驚いた記憶が。そのクラスは少人数制でいつも行っていた時間帯(週1だった)は4人か3人くらい。自分以外はみんな私立。公立では基本的にやらない筆記体で授業だったし、やる単元も公立の授業とは半年くらいずれてた。まぁそこまでずれてたら実際に学校の授業でやる時になると忘れちゃってるわけで元々不勉強だったのでずっと成績は3だったわけでして。とまぁ、レベルが違いすぎてあんまり身につかなかった。でもクラス自体は面白かったので辞めなかったけれど。


結局そのクラスで得られたのは英語のクラスなのに英語以外のこと、というのが素晴らしいところ。とりあえず中・高と通い続けて文章を瞬間的に暗記する能力が無駄に上がった気がする。というのはそのクラスでは最初に例文ということで長文*3が出てきてそれを元に授業を進めていくわけなんだけれど、授業の終わりにその文章の中から特にその時の授業で重要な用法とかが使われている文を抜き出して(3-4行くらい)、それを暗記して先生の前で間違えずにさらりと言えたら家に帰れるというのがあった。(その先生曰く、それが出来たらその文は自分の血肉となるらしい)もちろん覚えられなかったら帰れないわけで、しかも"さらり"というところが結構重要でちょっとでも詰まったらやり直し。授業が終わるのが9時くらいでちんたら覚えてたらいつの間にか10時とかありえるわけで、さっさと帰りたかったら早くしかも正確にさらりと文を覚えないといけない。で、そんなことを数年もやってれば英文を暗記する能力も向上してくるわけで、高校になった頃には1回か2回くらい読んだら完全に暗記できるくらいの上達ぶり。元々記憶力はいい方じゃなかったけれど、ちりもつもれば何とやらでいつの間にやら上達して、その能力は今でも健在。でもあんまり瞬間的に記憶する必要があることって神経衰弱するわけでもないからそんなに需要はない。
もう一つそのクラスで得られたことは英単語を早く書く能力か。上の暗記と一緒にやってたのが英単語を繰り返し書くやつで、毎回10個くらい新しい英単語が出てきてそれを5回とか10回とか連続して書くのがあった。それだけなら10x5=50回でまぁ何とかなるんだけれど、まずいことに上の暗記で間違ったらその間違った文に出てくる単語も5回とか10回繰り返し書かないといけないことに。言い間違っては英単語書いて・・・言い間違っては英単語書いて・・・を繰り返してると人間いい加減英単語も早くかけるようになってくるわけでやたら無駄に早く書けるようになったような。相変わらず字は汚いですが。
とまぁ、何だか英語以外の能力が上がって肝心の英語の能力は上がらなかったそのクラスだけれど、普段は滅多に交流の無い私立の子と友達になれたし、そういう子達に良い刺激をもらえたということはかなり良かったのではないかと今では思ってますよ。

で、上のクラスとは別にあったのが英会話のクラス。これは外国人講師(主にアメリカ人)が教えるクラス。中学生の頃は中学生用のクラスがあったのだけれど、高校になってからは年齢別ではなくて英語のレベル別にクラス分けがされるように。なのでクラスには自分と同じ高校生もいたけれど普通の主婦もいたし大学生もいたしサラリーマンのおっちゃんもいたわけです。結局その英会話のクラスでも上の書いたように宗教勧誘のアメリカ人と世間話が出来るくらいのレベルしか上がらなかったので本当に通った意味があったのかと言われるとちょっとあれなんだけれど、個人的にそのクラスに通う楽しみは英会話ではなくてもっと別なところにあったような。というのは上にも書いたようにそのクラスにはいろんな年齢層の人が、しかも毎週全く同じ顔ぶれではなくてたまに違う時間帯から引っ越してくる人もいて、そういう人達と話のが楽しかった。ある人はIBMの人だったり、らネパールだかマレーシアのトンネルの設計をするような人だったり、普通の主婦だったり。自分と同い年の高校生もいたけれど自分と同じ高校の人はいなくて、その高校の話を聞いたり。そういう人達とつたない英語やら日本語やらで授業中やら終わった後やらにしゃべるわけだけれどその情報交換がその時の自分にとっては新鮮で楽しかった気が。いつの時代も外の世の中への興味は尽きない。


とまぁ、英会話教室なのに(自分の不勉強もあって)あんまり英語の上達には貢献してくれませんでしたが、この英会話教室で自分と違う年代の人達と交流したことが今アメリカにいることの遠因になってるような気もしますよ。


なぜかと言うと話はもう少し続いて、まぁその英会話教室なんぞに通っていたら自分の英語力がどんくらいあるのか試して見たくなるわけで、高2の時にカナダへ2週間ホームスティしたわけです。カナダの西部海岸かの有名なバンクーバーへ夏休みに2週間ほどホームスティ。ちなみに利用したのは福岡の生協 Fコープのやつ。マイナーな旅行会社やな、とか思ってたわけなんですが、これ利用してホームスティした人が自分以外に一人いますよ。(誰とはいわんけど)



最初に書いたように一応英語教育と絡めて英語の話を書こうと思ってるのでそろそろ英語教育の話も書こうかと思うのだけれど、このカナダのホームスティを体験して思ったことはただ一つ、高校生のうちに絶対アメリカへホームスティすべき。オーストラリアとかニュージーランドへは行ったことないのでもしかしたら間違ってるかも知れないけれど、ホームスティするならそういうオセニアじゃなくて絶対北米、できればアメリカの西海岸。
何でこういうことを書くかというと、その辺の専門家じゃないのでもしかしたら酷く間違ったことを書いているかもしれないけれど、中学・高校、はては大学でも英語の授業をやってるのに英語が伸びない理由は日本人が日本語的な考えで英語を教えているから。言語と文化は切り離せなくてアメリカのことを知らないのに英語を教えられても実感がわかない。だから大学受験で必要なこと以外は学ばなくなるわけで、そうなると確実に伸びない。英語を学ばない・話せないとなると異文化への交流は酷く閉ざされたものになる(かもしれない)。まぁ最近は翻訳機が大分発達してるからネットで英語の文を読むのは特に問題はない時代になったけれど、ネットで英文読むのは異文化理解であって交流ではない。英語圏の人と交流する為には英語がしゃべれないとダメなわけで、大学受験英語なんて全く実践的じゃないから片言の英語もしゃべれない。まぁMy name is 何たらくらいはしゃべれるだろうけど、それ以降続かない。そもそも大学受験英語レベルの人がいきなりWhat's up?!とか話しかけられたらもうどうしようもないだろうし。Nintendo DSの旅指し英会話でも使うか。


で、もし将来英語がぺらぺらにしゃべれるようなオトナになりたい中学生とか高校生とかいたら、ぜひ進めたいのは高1か高2の夏休みの一ヶ月半ほどアメリカにホームスティするということ。さすがに一ヶ月半も無理だったらせめて2週間、できれば4週間アメリカでアメリカ人と一緒に生活すべき。それだけで英語がぺらぺらにしゃべれるようになることは絶対にないけれど少なくともWhat's up?って言われた時の切り替えし表現は覚えるだろうし英語やアメリカという国に対する見方もきっと変わってくるはず。マクドナルドの店員の客への対応が日本とアメリカでは天と地ほどの差があることも、レストランでティーを頼んだら(unsweetと言わない限り)とてつもなく甘い紅茶を持ってきてくれることも、酒には厳しいけれどタバコには比較的寛容なことも日本にいたら絶対に知らない。ネットとかで知識とし吸収できても経験は出来ない。でも、そういうことを実際にホームスティして経験すれば英語への興味は沸くはずだし、大学受験英語では物足りなくなるはず。


アメリカという広い国を見るということだけでも、結構人生変わりますよ、英語力変わりますよ、とホームスティを勧める感じで今日は締めておきますよ。
お父さんお母さんも子どもの携帯代出してあげれるお金があるんなら、そのお金で一夏ホームスティさせるべき。その経験が子ども人生を変えてお父さんお母さんの老後を安泰にしてくれるかもしれないです。知ってるようで意外に知らないアメリカの文化、マクドナルドの店員の対応の差を経験するだけでも、英語力だけでなく総合力もアップするいい機会になるはずだと思いますよ。

*1:何故かこういう人によく絡まれる

*2:英会話ではなくて学校で習う英語

*3:もちろん公立の英語の教科書に出てくるような長文よりもっと長い文章。下手したらTOEFLのちょっと少ないくらい分