「iPod」対抗の米MS「Zune」、東芝が製造

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000403-yom-bus_all



何かと話題なZune(ずーん)ですが、どうやら東芝製のようですね。すでに幾つかのサイトが詳細を書いてくれてます。

どれも書いてることは同じなので一番上のGIGAZINEの記事だけ読んでおけば良いかも。
写真も外見だけでなく内部まで詳しく載ってますが、見れば見るほどiPodですね。
ただずーんの液晶画面は3inchでiPodのは2.5inchとずーんの方がちょっと大きめ。本体の大きさが書いてないけれど見た感じiPodと同じくらいの大きさのようですね。厚さはこちらの方が薄そう*1
あとこれは個人の好みにもよるだろうけれど、ずーんの画面のふちや操作用(?)のホイールの所に黒が混じっているデザインはiPodの白で完全統一されたデザインに比べると安っぽさが出てる気がします*2。白・黒・茶の3色が発売されるとのことだけれど、どうかなぁ。デザインはiPodの方が勝ちですね。


で、ほかに気になる点と言えば無線LAN搭載というところですかね。いちいちUSBで繋がなくてもパソコンから音楽や他のデータを転送出来るのはかなり便利そう。他のずーんと通信できるのも何かと便利かと。でも音楽は著作権の関係で転送できないようになってるだろうからずーん同士の通信はずーんの中に入ってる音楽以外のデータ*3の転送がメインになりそうな予感。
その他にも目新しい機能としてDJ機能なるものもあるとのこと。CNET JapanにDJ機能について詳しく書いてあって、それによるとどうやら親ずーんで再生している曲を最大で4人の子ずーんにストリーミングできる機能ということらしいです。でもこれって親ずーんの無線LANが届く範囲でストリーミングするっていうことだからすぐ傍の人に音楽を配信するっていうことになるわけで、一体どういったシチュエーションで使うことになるのか謎。この曲ちょっと聞いてみてよ、っていう時だったら自分のずーんのイヤホンを貸してあげればいいだけでわざわざ送信する必要はないわけだし。。。周りの人に再生中の音楽を配信できるっていっても友達ならともかく見ず知らずの人の聴いてる音楽を配信されても困る気が。
そこで無い知恵振り絞って考えたシチュエーションは、何かのパーティ会場でずーんに入った音楽をBGMとして流したいのだけれど、一つのずーんで一箇所からスピーカで流すのはちょっと足りないので複数の場所から流したい場合。これなら最大会場内の5箇所からBGMを流すことができる、はず。しかもスピーカ同士のコードの配線は考えなくて良いから便利、とこんくらいしか思いつかない。でもDJ機能なんだからこういう使い方が正しい使い方なのかも。
それにしても音楽だけでなくて動画も配信できれば大勢で動画見るときに一つのずーんだけでなくて最大で5つのずーんに分けて見れるからそれなりに使い道はあるのに。


あとiPodにない点といえばタッチパネルでしょうか。これについてはざっと見たところGIGAZINEしか言及してないのでほんとにタッチパネルなのかどうか不明です。もしタッチパネルであるなら下の操作用と思われる大きいホイールやその左右にある小さい丸は何のためにあるのか謎になってきますが。。。タッチパネルでも操作できるけれどペンを使わずにさくっと操作したい時の為のホイールでしょうか。とにかくもし本当にタッチパネルであれば、最近のDS効果でタッチパネルの操作性の良さが大分広まってるので受けは良さそうですね。ただ、PDAでもあるまいし、曲を聴くためだけにわざわざペンを持って操作して・・・という動作はめんどくさそう。もしかしたらその為のホイールかも。


とりあえずずーんがiPodに対抗できる要素は無線LANによる通信のしやすさとタッチパネルあたりだと思います。少なくともデザインでは勝てなさそう。。。

*1:未確認

*2:画面のふちが黒いのはタッチパネルのせいか?

*3:テキストや画像やプレイリストやら