経営者ってなんだろう

jkondoの日記が久しぶりに更新されたーっと思ったらなかなか面白いこと書いてますね。
まぁたった一行だけなのでここにちょろっと引用しちゃうと、

経営者というのは、現実が進む遅さに耐える能力のある未来学者だと思う。

一応大学でManagementを専攻にしてるとはいえ、実際に経営者になったことがないので、良くわかりませんが、↑の近藤さんの言葉は何かそうなんだろうな、っていう気がしますよ。うちの大学で使ってる教科書にはたぶんそんなことは一言も書いてませんがw
経営者というのはもちろん先が見えてないとアウトですが、先が見えてるだけじゃダメで、現状のことも見えてないとやはりアウトな気がします。いくらこの先どんな風が来るか分かっていても、今現在の状況をきちんと確認して万全の体勢でその風に望むことができなければ、より高い所へ飛び上がることは難しいのかも、というようにも↑の言葉は取れるし、常に自分の予想した方向に風は向かっているとは限らないから、そんなことでストレスとか抱えたりしないで、臨機応変に、なおかつやっぱり自分の信じた方向が正しいと思いつつ風に対応していかないといけないよ、というふうにも取れますね。深いのか言葉足らずなのか、どっちなんだろ。
まぁ自分の場合、前者の方が好きかなと思いますが。




最後に、とある本に、

「カン」に頼って最後の決断を下すというのは、唯一、経営者だけに与えられた特別な権限だと思う。

と書かれていました。経営者と一般社員との違いはその権限を有しているかどうかだと自分も思います。
そしてその権限にちょっと憧れがあったりするから、今Managementを勉強してるのかなぁ、とかその本を読んだときに思ったりも。


頼れる「カン」を生み出すためには、今までの膨大な経験、現在の状況を把握する力と先が見える力がないとダメなわけで、そういうのを持ってるかどうかが優秀な経営者かそうでないかの違いなのかもしれないですね。


いつの日か、経営者とは何々であると自信を持ってここに書ける日が来るといいですが。