ブロック作りを止めた時がLEGOの終焉の時
まぁ釣りなのかもしれないけれないしちょっと古い記事なのだけれど、あまりに酷かったので一言だけ。
http://d.hatena.ne.jp/kajuntk/20080625/1214429411
言うまでもなくLEGOと他のブロックとの最も大きな違いはブロックの品質。
デザインが良いとかブランド力があるとかそういう違いもあるけど、それらをダントツで引き離してまず品質が違う。
20年前のセットに入っていた一つのブロックと昨日ウォールマートで買ったセットに入っていたブロックがきっちり当たり前のように組み合わさるこの品質。
組み合わせた時に鳴る、あの心地よい音を出すあの品質。
雨風に晒されても劣化しないその品質。
これに尽きるわけなんです。LEGOは。
それなのにも関わらず、生産ラインをアウトソーシングするとかいう考え方はナンセンスすぎる。
最近落ち気味な品質をどうやって改善していくかということが、まずLEGO社がやるべきこと。
LEGO社は組み立て図を売る会社じゃない。ブロックを売る会社なんです。組み立て図は初めてLEGOを買った子どもが戸惑わずに遊ぶ為の取っ掛かり。それから自分たちの想像で改造したり全く新しいものを作ったりすることを激しく推奨している会社なんですよ。
LEGO社のデザイナーさん達は単にLEGOの一つの可能性を分かり易く示しているだけに過ぎません。その素晴らしいデザイナーさんのヒントを参考にしつつ、自分たちで何かを作るのがLEGOの楽しみ方の一つ。
その為にはブロックの品質ってとっても重要じゃないかと思いませんか?
単純に工場で金型に樹脂を流し込んでるだけじゃあの組み合わせた時に鳴る音は出ませんよ。
追記:
コメント欄で触れられてる版権ものですが、まぁこれも賛否両論ありですが、LEGOのメインマーケットの一つである北米においてSTARWARSシリーズは大人から子どもまで確実に売れるコンテンツであり、LEGOに触れたことがない人たちへの紹介にもなるので良いのではないかと個人的には思ってます。あと、LEGOでセット化されているモデルは北米のSTARWARSのおもちゃのラインナップの中では明らかにメジャーな部類に入るので別にコアなファン向けではないことは確か。まぁ日本人の子どもにはあんまり受けないかもしれないけれど。