ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人

SEの為の新書、ということらしいので読んでみました。

以下Amazon.co.jpからの引用。

ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人
著者は何千人もの技術者を指導してきた経験から、オブジェクト指向技術をすぐ身に付けられる人と、そうでない人がいて、前者は他の分野の技術習得も早いことに気付いたという。その違いはどこにあるのだろうか。
本書の結論は、「伸びる/伸びないは、仕事に対する姿勢と日々の習慣にある」と極めてシンプルだ。伸びない原因を「『わかりません』と言えないプライド」や「安易に解決策を求める姿勢」などにあるとする。逆に伸びる人は「素直にひたすら努力する」。単純なことだが、現実には、なかなかできない。

後半では「ソフトウエア開発で幸せになれる人/なれない人」について分析する。「会社依存症」や「減点主義」の人は、幸せになれないという。

二つのテーマに対して10~15問のチェックリストを用意しているので、試してみるといいだろう。問題点を列挙するだけでなく、参考文献を挙げながらどうすれば改善できるかも解説する。「継続的な読書」など本書を読んだ瞬間から実践できるものが多い。若い技術者だけではなく、長くITの仕事をしてきた人にとっても、自分の仕事の姿勢を見直すのに役立つ。

↑にも書いてあるように伸びる人と伸びない人では幾つかの違いがあって、伸びない人というのは、変なプライドを持っていたり、常に学ぶ意識が低かったり、保守的であったり、物事を部分的にしか見ていなかったり、言われたことしかしなかったり、常に受け身の姿勢であったり、考え方がネガティブであったりするらしい。
それに対して伸びる人というのは常に学習している人であり、目的意識を持って行動しており、継続的な読書を習慣としており、好奇心があり、コミュニケーション能力が高く、考え方がポジティブであり、プロ意識を持っている人であるようです。


どうせなら伸びない人生より伸びる人生を送りたいし、幸せな人生を送りたいと誰しもが思うはず。そんな幸せな人生を送る為の著者なりのアイディアは参考になるものを多かった気がしますよ。