Alice in Wonderland

と、いうわけでAlice in Worderlandを見てきました。

19才となったアリスがアンダーランドで赤の女王やらジャバウォッキーやらと戦うというお話。
実のところ原作は読んだこと無いのであれなんですが、レビューとか読むと基本的にキャラクターだけ利用して後は原作とは別にオリジナルストーリということとか。


子どもの頃に一度来て、少し成長してから再びアンダーランドに戻ってくる所や、預言の書云々とかは同じディズニーのナルニア国物語シリーズに似てたし、しゃべる動物がたくさん出てくるところはライラの冒険とかに似ていたし、あまりオリジナリティは無い感じ。
全体的にかっ飛ばしていてあんまり話に深みを無いですし。
更に字幕だと訳が微妙な感じがしたのですが、誰が翻訳したんだろ。


ティム・バートンの映画といえば、どこか変で不思議な世界観がにじみ出ていて、見終わった後にティム・バートンはやっぱりティム・バートンですねというコメントが出てくるくらい独特の変な映画が出来上がるはずなんですが、今回のアリスはそこまででもない感じ。
ティム・バートン以外の人が監督したと言われても十分納得できてしまうくらい。
決して悪くはないし、それなりにいい映画ではあるのですが、どこかで見たような良くある感じが否めない感じ。
話題の映画ということで、見ておくのは良いと思いますが、マストではないかな、と。



後、一応3Dで見たのですが、3Dが最も出ていたのがエンドロールの部分、というくらい別に3Dじゃなくても良いんじゃないかというくらい3Dの迫力が薄いのもちょっと残念。
そういう意味では3Dの現在の頂点はアバターが不動なのかも。
3Dで見ると目が疲れちゃうので2Dで見るのが良いかも。
むしろどうせすぐDVD化されちゃうからTSUTAYAとかでも。今作唯一の見所であるアン・ハサウェイもじっくり見れるし。