アジアンタムブルー((isbn:4048734105))

最近人に本を借りて読むことが多い気がする。でもって今回もまた借り読みです(^^;
読む前は『いま会いにゆきます*1』的な話かと思ったけれど、ちょっと違った。『いま会いにゆきます』はとても抽象的な表現なのだけれど、限りなく白い。でもこっちはそんな白さはなくてちょっと暗い感じが漂っている感じ。
綺麗な話ではあるんだけれど。
個人的に気に入ったのは、新聞のコラムを書く『青』という人。おそらくこの感想文を書いた他の人も言ってるのかもしれないけれど、『永遠』のコラムは何度読んでもいい。自分もこういう文が書ければと思う、ちょっと難しいかもしれないけれど。
あと、東京の若い医者の先生(名前忘れちゃった(^^;)の態度は末期癌の患者やその人を思う人に対してとってもすばらしい態度だと思います。