The Big Fish

この映画、今まで見た中で特に大好きな映画の一つ。

父の若かりし頃の信じられないような話を子どもの頃から何度も聞かされていたWillは結婚式の時についに父と絶好してしまう。その3年後、Willとその妻はパリで暮らしていたのだけれど突然父が倒れたという電話がかかってくる。それで急いで実家に戻った彼は死にゆく父を見つつ、父のほら話を思い出すという話。
話が立体的に組んであってちょっと分かりにくい部分もあるかも。
話の内容もさることながら、映像もきれい。特にDaffidil*1の花畑が出てくる所は何度見ても良い。あと時間が止まるシーン。Edwardにとっては時間が止まったように感じたんだろうなぁ。。。

Big Fishとはただ単に大きな魚という意味ではなくて、ちゃんとしたイディオム。いわゆる"ほら吹き"をさす。その由来は人は魚を釣った時、その魚をあとで人に手で大きさを説明した時、最初はそんなに大きくなかったのに、次第に大きくなっていくことから、また有力者・重要人物という意味もある。

あとEwan McGregorは自分から見て良い演技をしてるので好きな俳優の一人。Josephine役の人も美人ですね。そして極めつけは若い頃と今のSandraかな。2人とも美人すぎ。しかも今の方はかなり年いってる感じなのにしわが全然ない( ̄▽ ̄。)いや、女優さんすごいですね。。。*2

ちなみにまだ英語版でしか見てないので、いまいち理解しきれてないところがあるかも。其のうち日本語版でも見てみたいなぁ。


最後に印象に残ったせりふを2つ。


Edwardが池で裸の女性を蛇から助けようとするが結局錯覚で、そのあと、Jennyと話すシーン。

Jenny:How old are you?
Edward:I'm 18.
Jenny:I'm 8. That means when I'm 18, You'll be 28. And when I'm 28, you'll only be 38.
Edward:You're pretty good at arithmetic.
Jenny:And when I'm 38, you'll be 48. That's not much difference at all.

簡単に意訳すると、『Jennyは8才でEdwardは18才。Jennyが18才になったらEdwardは28才で年の差はかなりあるように感じるけれど、Jennyが38才になったらEdwardは48才でそんなに差はなくなるように感じる。』ということ。

もう一つ。
Edwardがサーカス団に入ろうと団長に頼むが断られるシーン。せりふ的にはここが一番重要なんじゃないかと勝手に思ったり。

Mr.Calloway:You were a big fish in a small pond, but this here is the ocean and you're drowing. Go back to Puddleville. Take my advice. You'll be happy there.

意味は自分で調べてくださいな。


*1:ラッパスイレン。主人公Edwardの妻のSandraが大好きな花

*2:メイクさんがすごいのかもしれないけれど